BtoB企業の認知獲得やリード獲得のため、展示会出展は1つの手段です。
一度にたくさんのリードを獲得できるという点や、デジタルマーケティング施策とは異なる性質のリード獲得ができるという点で非常に有効な手段です。
今回は、BtoB企業にとっての展示会の主な効果と展示会の効果を高めるポイントについて解説していきます。
展示会出展に活用できる補助金制度(※東京都の補助金)についても解説していきますので、
ぜひ参考にしてください!
補助金のお話は細かいし、難しくてわかりづらい用語も多いですよね!
そこで私が簡単な補足などをいれていきますね。
展示会の主な効果とは?
①新規顧客の獲得
展示会の主な効果のひとつは、「新規顧客の獲得」です。
展示会はテーマや業種が決まっているため、不特定多数ではなく、すでに商品・サービスに興味を持って来場した新規顧客に自社商品をアピールできます。
- 短期間に多くの新規顧客と接触→効率的に新規の見込み顧客を獲得可能。
- 元々自社に興味を持っていなかった顧客との商談成立の可能性も高まる。
②既存顧客との関係強化
2つ目の効果は、展示会に既存顧客を招待することで、関係をさらに深めることができる点が挙げられます。
既に取引のある顧客を展示会に招待し、実際の商品を示しながら新商品・新サービスなどをアピールすることで、普段の商談よりも自社商品の魅力を強く伝えることができます。
また、展示会で改めて自社の取り組みや強みをアピールできるため、既存顧客により深く自社を知ってもらうことができるでしょう。
共感やさらなる信頼関係を獲得できれば、
- 良好且つ強固な関係の維持につながり
- 優良顧客やリピーターの醸成
につながるでしょう。
③販売促進
展示会への出展は自社の製品やサービスを直接見てもらう良い機会です!
実際に見てもらうことでより訴求力の高いアピールができ、販売促進につながります。
- 来場者と直接コミュニケーションを取れる
- 実物を見たり手に取ったりしてもらえる
→確実に印象に残るアプローチが行える。
④認知拡大
展示会では製品やサービスの訴求だけでなく、社名及び製品名の視認性を高めるブランディングを意識することで、効率よく知名度を向上できるマーケティングの効果が見込めます。
自社サイトや広告でも自社のアピールはできますが、興味を持つ対象や次のステップへとつなげられる顧客は限られます。
数千人〜数万人規模の来場者が訪れる展示会では、認知やプロモーションにおいて大きな効果が期待できるでしょう。
展示会効果を高める方法
出展に興味はあるけど、
「一度にかかる費用が決して安価ではない」
「通常業務とは異なった準備が多い」
「展示会を成功させるのは難しい」
といったイメージをお持ちという方はいらっしゃるかと思います。
今章では、展示会での成果を高めるためには、有効な取り組みを紹介していきます!
①自社サービスとマッチした展示会を選択する
ここが一番成果に直結しやすいポイントです。
展示会といってもテーマや規模も様々です。
例えば・・・
- DX化Expo
- 販促Expo
など、自分たちの顧客になり得る人が多く来そうな展示会に出展することが、成果を創出するために非常に大事な要素とです。
また、テーマの他にも予想来場者数のチェックも不可欠です!
展示会によって規模も様々です。
当日になって「もっと人員を用意すればよかった…」と機会損失してしまうことも意外と少なくなく、勿体無い結果に繋がりかねません!
ブースの位置によってもアプローチが見込める人数が変わってきます。
- 予算
- 人員計画
をセットで考えることで費用対効果を高めることができます。
②部署毎のアプローチ優先順位やトーク内容を分けて用意する
多くの展示会において、来場者は腕章やネックホルダー等で部署名や役職をオープンにするルールとなっています。
そのため、声かけをする前の段階で来場者の部署を予め確認できます。
それにより、
- この部署には声をかけない
- この部署は最優先でアプローチをする
といった計画が立てることができます。
また、部署や役職を事前に確認できるメリットとして、「場合分けして最適なトークが展開できる」という点があります。
同じサービスでも実務担当者と経営層では「いいな」と感じるポイントが
異なることはよくあります。
そのため↓
部署別・役割別などで、トークスクリプトを用意することで、多くの人に対して効果的な訴求ができます。
ただ、スクリプトについては、しっかりと覚えておく必要があるため、パターンを増やしすぎて逆に使えなかった、などと言ったことがないようバランスを取ることが大切です。
令和5年度 展示会出展助成事業
経営基盤の強化に取り組む都内中小企業者や、積極的にPR展開を図る都内中小企業者に対し、販路拡大のために展示会出展等の経費の一部を助成します。
都内中小企業者の更なる経営安定を図り、振興に寄与することを目的としています。
助成内容
助成内容は下記の通りです。
助成対象期間 | 交付決定日から1年1か月以内 |
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助成対象経費 |
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助成金額
助成金額は下記の通りです。
助成限度額:150 万円
(助成金の支払いは、助成事業を完了し、公社内での検査・決裁を経た後)
助成率:助成対象と認められる経費の2/3以内(千円未満切捨て)
最後に
BtoB企業の展示会出展の主な効果と展示会の効果を高めるポイントについて解説してきました!
展示会出展に活用できる補助金制度もございます。
補助金を活用して、展示会出展をしてみませんか?
ぜひ参考にしてください!