【採択結果】IT導入補助金２０２１、２次の採択結果発表！！６割近い採択率

8月31日に採択結果が発表された２０２１年【IT導入補助金】の２次公募。

今までは採択結果が公開されていませんでしたが、

２次公募から公開されることになりました！

 

今回は、その採択結果と採択率についてまとめたので

【IT導入補助金】の申請を検討しているという方は

ぜひ、参考にしてください！

 

IT導入補助金とは

IT導入補助金とは、中小企業や小規模事業者向けにITツールを活用し労働生産性向上を支援する目的で支給されます。

補助金の申請には審査があるため、必ず支給されるものではありません。

 

現在のIT導入補助金はコロナウイルスの影響で

通常枠（A・B類型）と低感染リスク型ビジネス枠（C・D類型）の2種類があります。

 

通常枠（A・B類型）

 

IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等のみなさまが自社の課題やニーズに合った

ITツールを導入する経費の一部を補助することで、みなさまの業務効率化・売上アップをサポートするものです。

自社の置かれた環境から強み・弱みを認識、分析し、把握した経営課題や需要に合った

ITツールを導入することで、業務効率化・売上アップといった

経営力の向上・強化を図っていただくことを目的としています。

 

参照　IT導入補助金公式ホームページ

 

具体例

・勤怠管理システムの導入

・請求業務効率化システムの導入

・販売管理システムの導入　等

 

低感染リスク型ビジネス枠（C・D類型）

 

低感染リスク型ビジネス枠（特別枠：C・D類型）は、新型コロナウイルス感染症の流⾏が

継続している中で、ポストコロナの状況に対応したビジネスモデルへの転換に向けて、

労働生産性の向上とともに感染リスクに繋がる業務上での対人接触の機会を

低減するような業務形態の非対面化に取り組む中⼩企業・小規模事業者等に対して、

通常枠（A・B類型）よりも補助率を引き上げて優先的に支援するものです。

 

参照　IT導入補助金公式ホームページ

 

具体例

・テレワークの導入など

 

その他詳しくはこちらの記事をご覧ください↓↓

 

２０２１年IT導入補助金　採択結果

次に２０２１年IT導入補助金の採択結果をみていきます。

 

こちらがＩＴ導入補助金事務局から発表があった

2021年IT導入補助金の採択結果です。

 

１次と２次を合わせた採択率は５８.４%になっています！

 

2021年IT導入補助金　第２次公募採択率

 

次に本題の第２次公募の採択結果について詳しくみていきましょう！

 

◆A類型

申請数:４５４２件

交付決定数:２５０７件

採択率:５５．２０％

A類型　交付決定事業者一覧

 

◆B類型

申請数：１５７件

交付決定数：５３件

採択率：３３．７５％

B類型　交付決定事業者一覧

 

◆C類型

申請数：９６６４件

交付決定数：５８６９件

採択率：６０．７３％

C類型　交付決定事業者一覧

 

◆D類型

申請数：１６９６件

交付決定数：１０３６件

採択率：６１．０８％

D類型　交付決定事業者一覧

 

◆合計

申請数：１６０５９件

交付決定数：９４６５件

採択率：５８．９４％

 

全体で６割近い採択率となりました！

特に、低感染リスク型ビジネス枠のC類・D類は６割以上と

高い採択率になっています！

 

採択されない主な要因

 

採択されない主な原因は、形式要件の間違いです。

審査項目を外さないこと、公募要領に合わせて、採択基準に則したものを

記入することが大切です！

形式要件を間違いのないように記載しましょう！

 

 

IT導入補助金のよくある質問７選

 

ここからは、IT導入補助金の質問とその回答を７つ紹介します！

 

①個人事業主でも申請できるのか

 

必要書類が揃っていれば個人事業主でも申請は可能です！

申請する際、個人事業主の場合、法人番号はないので、

個人事業主の生年月日を登録します！また、専従者は従業員は含まれません。

 

IT導入は費用がかかるものなので、個人事業主の方こそ

IT導入補助金を上手く活用しましょう！

 

②IT導入補助金でパソコンは購入できる？

 

IT導入補助金では、パソコンの購入は補助の対象外ですが、

申請対象のITツールの活用に、パソコンが必要な場合は

レンタル費用は対象になります。

ただし、導入時にはIT導入支援事業者のサポート下で導入することが条件となっています。

 

IT導入支援事業者とは

 

IT導入補助金を受給するためには導入やレンタルを支援してくれる

事業者のサポートを受け導入しなければなりません。

この事業者をIT導入支援事業者といいます。

IT導入支援事業者の役割としては大きくは次の５つです。

 

IT導入支援事業者の役割

 

①導入を検討している企業などの生産性向上を図るITツールをIT導入補助金事務局に申請する。
※ツールの申請は企業や事業者ではなくIT導入支援事業者が実施します！

 

②ソフトウェアやハードウェアの導入を検討している企業などに対して、

どのツールを導入すればいいのかを提案、導入や導入後のサポートを実施する。

 

③企業などがIT導入補助金について不明な点があった際に、

IT導入補助金事務局に代わり対応し、導入や補助金需給に関してのサポートを実施する。

 

④企業などが補助金を受給するにあたり、不正受給を防止する。

また、適切に補助金が交付されるよう管理・監督する。

 

⑤ツールを導入することで、テレワークだけではなく、業務全般に対して生産性が最大限向上されるよう支援すること。

 

低感染リスク型ビジネス枠で申請する

 

パソコンやタブレット端末などに関するレンタル費の補助を受けるためには、

特別枠（低感染リスク型ビジネス枠）で申請しなければなりません。

申請には申請期限があるため、計画的に導入を進めていく必要があります。

 

③ホームページの制作は対象になる？

 

ホームページの制作はA～D類型全てで対象外です。

しかし、ECサイトについては、対人接触の機会を低減するような

業務の非対面化への取り組みを支援する目的で、C・D類型で補助対象となります。

 

 

⑤自社の業種が複数となる場合、どの業種を記入すればいい？

 

複数の業種に分類される事業を行っている場合は

直近の決算書において「売上高」が大きいものを主たる業種として判断します。

 

⑥国の他の助成金・補助金との併用が可能？

 

基本的に国の他の助成金・補助金との併用は不可です。

ただし、補助対象となる事業内容がサービス・ソフトウェア、経費など以外で

IT導入補助金の対象と重複していなければ併用可能です。

 

⑦事業計画書に記載した労働生産性向上や独自指標の目標が未達だった場合、交付が取り消されることはあるの？

 

基本的には、未達でも補助金の交付が取り消されることはありません。

しかし、当然ですが、計画数値が達成できるように事業を進める必要はあり、

事業を実施していないことによる目標未達の場合は、

補助金の交付取り消しとなる可能性があります。

 

2021年IT導入補助金　今後のスケジュール

 

IT導入補助金の今後のスケジュールについて説明します！

通常枠

 

３次締切

 

 

４次締切

 

 

低感染リスク型ビジネス枠

 

３次締切

 

 

4次締切

 

 

「17:00まで」と記載している各種申請・提出については、

締切日当日の17：00をもって申請マイページあるいは

IT事業者ポータルから事務局への申請・提出等が行えなくなくなります。

また、締切の直前は申請マイページ及びIT事業者ポータルへのアクセスが集中するため、

接続時間が通常よりも長くかかってしまう可能性があります。

各種申請・提出は、余裕をもって行いましょう！

 

まとめ

今回は、2021年IT導入補助金の第２次公募の採択結果について

紹介しました！

 

低感染リスク型ビジネス枠のC・D類型ではどちらも

６割を超える高い採択率となっていて、

通常枠と合わせても６割近い採択率になっていました。