コロナ渦で事業を継続していくにおいて
『販路の拡大』は大きな課題の
一つになるのではないでしょうか。
今回は、そんな販路の拡大に使える
一時支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業
をご紹介します!
この制度は、事前エントリー必須、先着順になっていますので
興味のある方は、本記事を参考に事前エントリーを早めにご検討ください!
補助金のお話は細かいし、難しくてわかりづらい用語も多いですよね!
そこで私が簡単な補足などをいれていきますね。
一時支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業とは
東京都中小企業振興公社 公式ホームページ
一時支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業とは
その名前の通りですが、一時支援金などを受給した
事業者を対象に新たな販路を開拓するのに
必要な費用を助成してくれる制度です。
①一時支援金(国)
②月次支援金(国)
③月次支援給付金(都)
助成対象事業者
①東京都の中小企業者であること
②以下の条件を満たすこと
(1)東京都内に登記があり、実質的に事業を行っており、都税等の滞納がないもの
(2)一時支援金、月次支援金または月次支援給付金の受給確認書類(ハガキ・通知書・メール)の写しを提出できるもの
(3)令和3年度「販路開拓チャレンジ助成事業」に申請中または交付決定を受けていないこと
(4)令和3年度「販路拡大助成事業」に申請中でないこと
(5)令和2・3年度「販路拡大助成事業」または令和2・3年度「市場開拓助成事業」または令和3年度「緊急販路開拓助成事業」の利用者は、事業を完了し確定通知書を受領しているまたは事業中止の承認を受けていること
(6)過去に公社・国・都道府県・区市町村等から助成を受け、不正等の事故を起こしていないこと
その他詳しくはこちら
助成限度額・助成率
助成限度額:150万円まで
※対象経費によって異なります
助成率:5分の4以内
対象経費
対象経費は大きく次の4つです!
②ECサイト出店初期登録料
③自社webサイト制作費
④販売促進費(チラシ・カタログ制作費、PR 動画制作費、PR 広告掲載費)
※④を申請するためには①~③のいずれかの経費の申請が必須です
一つずつみていきましょう!
展示会参加費
小間スペース利用料:限度額なし(オンライン出展基本料に係る部分は20万円まで)
オンライン出展基本料:助成限度額20万円
小間装飾費:助成限度額35万円
輸送費:限度額なし
ECサイト出店初期登録料
ECサイト出店初期登録料:助成限度額20万円
(申請者名義で自ら運営者と契約し、出店する場合の初期登録料)
自社WEBサイト制作費:助成限度額20万円
自社WEBサイトを制作する場合に係る制作委託費
販売促進費
販売促進費チラシ・カタログ制作費:助成限度額50万円
自社または自社で取り扱う商品・サービスのチラシ・カタログ等に係る紙媒体の印刷委託費
PR動画制作費:助成限度額20万円
自社または自社で取り扱う商品・サービスのPR動画に係る制作委託費
PR広告掲載費:助成限度額20万円
自社または自社で取り扱う商品・サービスをPRするための広告掲載費
スケジュール
事前エントリー
令和4年1月7日(金)17時まで
※令和3年12月28日(火)17時~令和4年1月4日(火)10時を除く
申請受付期間
令和3年12月17日~令和4年1月19日(当日消印有効)
※申請は一事業者につき一回
ただし、事前エントリーしたからといって必ずもらえるわけではありません!
助成金申請から受給までの流れ
助成金申請から受給までの流れを簡単に説明します!
①事前エントリー
②申請準備(必要書類の作成)
③申請受付
④交付決定
⑤助成対象になる取り組みの実施
⑥実績の報告書を提出
⑦助成金額確定(おおよそ完了検査から2ヶ月)
⑧助成金の請求(請求書作成)
⑨受給
①事前エントリー
期間は先ほどもお伝えしましたが
令和4年1月7日(金)17時まで
※令和3年12月28日(火)17時~令和4年1月4日(火)10時を除く
となっています。
事前エントリーはこちらから
②申請準備(必要書類の作成)
事前エントリー後、申請可能なら申請受付期間等について連絡があったら、
必要書類を簡易書留等の記録が残る方法で提出します。
(1)申請書および誓約書(様式第1号)
(2)一時支援金等の受給確認書類
(3)登記簿謄本等
(4)印鑑証明書
(5)納税証明書(事業税、都民税)
(6)日本語の出展要項 ※該当者のみ
(7)ECサイトの出店登録要項 ※該当者のみ
◆提出先
〒101-0025
東京都千代田区神田佐久間町1-9
公益財団法人東京都中小企業振興公社 2階
企画管理部 助成課
一時支援金等受給者向け 販路開拓サポート助成事業担当 宛
(TEL:03-3251-7921)
③申請受付
令和3年12月17日~令和4年1月19日(当日消印有効)
※申請は一事業者につき一回
事前エントリーしていても必ず申請できるわけではありません!
④交付決定
交付が決定すると決定通知がされます。
⑤助成対象になる取り組みの実施
当たり前ですが、取り組まなければ助成金はもらえないので
計画通りに、助成対象になる取り組みを実施します!
⑥実績の報告書を提出
実施した結果をまとめ提出します。
⑦助成金額確定(おおよそ完了検査から2ヶ月)
対象経費で紹介した通り、取り組む内容によって
助成限度額が異なります。
実績を報告し、その検査の後2ヶ月後に金額が確定します。
⑧助成金の請求(請求書作成)
金額が決まったら助成金を請求します。
⑨受給
ついに受給!
以上が事前エントリーから受給までのおおまかな流れになります!
一時支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業まとめ
ここまで一時支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業
について説明しましたが、最後にポイントをまとめます!
①一時支援金(国)・月次支援金(国)・月次支援給付金(都)を
受給した東京都内の中小事業主が対象
②販路の拡大にかかる費用を5分の4以内助成してくれる
③事前エントリーが必須で先着順
この3つが大きなポイントになります!
その他販路拡大に使える助成制度
では、最後に、一時支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業の
他に、販路拡大に使える助成制度をご紹介します!
販路拡大助成事業~展示会への出展等に関する助成~
概要
積極的にPR展開を図る都内中小企業者に対し、
販路拡大のために展示会に出展する際の経費の一部を助成することにより、
都内中小企業者の更なる経営安定を図るための制度です。
助成限度額・助成率
助成限度額:150万円
助成率:2/3以内
対象経費
助成対象経費:展示会参加費の一部(出展小間料、資材費、輸送費)
オンライン展示会参加費の一部(オンライン出展料)
販売促進費の一部(印刷費、動画編集費、サイト制作費、広告掲載費)
※ 販売促進費のみの申請はできません。
※ オンライン展示会のみの出展の場合は、出展基本料以外の経費の申請はできません。
※ 出展小間料が0円の場合は、その出展に係る他の経費も助成対象となりません。
申請書提出
令和4年1月5日~同年1月31日まで
詳しくは募集要項へ
八王子市販路拡大支援補助金
概要
地域経済の活性化及び市内産業の振興を図るため、
市内の中小企業等の販路拡大を目的とした事業の経費を一部補助するものです。
対象の事業
◆新たな販路拡大を目的とした事業であること
◆以下の(1)~(4)のすべての条件に該当すること
(1)使用目的が本事業の遂行に必要なものと明確に特定できること
(2)令和3年(2021年)4月1日以降に契約が締結され、かつ申請時点で事業実施及び支払いが完了していること
(3)証拠資料等によって支払金額が確認できること
(4)「新たな販売先の獲得」を目的とした「新たな取り組み」であり、既存の事業活動の範囲に含まれないことが明確であること
※展示会出展に係る小間代、装飾代、通信料等の経費は対象外です
対象の事業者
八王子市内に本社または主要な事業所を有する中小企業または小規模事業者及び本市に住所があり、かつ本市の市民税が課税されている個人事業者
※現在中小企業のみの募集です!
対象の経費
大きく、次の2つの事業のどちらかが対象になります!
(1)IT・DX活用を除く販路拡大事業
(2)IT・DXを活用した販路拡大事業
両事業を補助対象事業として申請することはできません。
(1)もしくは(2)のどちらか一方の事業を申請してください。
補助上限金額・補助率
◆補助上限金額
(1)IT・DX活用を除く販路拡大事業:最大5万円
(2)IT・DXを活用した販路拡大事業:最大15万円
◆補助率
2/3以内
詳しくは八王子市公式ホームページへ
まとめ
今回は、一時支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業を
ご紹介しました!
販路を拡大することで、売上アップや安定した販売につなげることができます。
また、今回のポイントはなんと言っても助成率です!
助成率は5分の4と高く、なんと、自己負担は2割で済みます!
販路を拡大するチャンスですので、
気がついたら終わっていた。ということがないように
早めのエントリーがおすすめです!
今回の、一時支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業は
何度もお伝えしていますが、
事前エントリーが必須で先着順となっています!
事前エントリーの期限は1月7日までと迫っていますので
少しでも早いエントリーがおすすめです!
・申請に不安がある
・自分の事業はどのように販路の拡大をしたらいいのか
よくわからない
・どうやって計画を立てたらいいのかわからない など
少しでも不安がある方は、悩む前に
ぜひ、一度ご相談ください!