近年、さまざまな分野でDXという言葉を耳にする機会が増えてきました。
しかし、DXの活用と言われても
何をすれば良いか分からない
という経営者の方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、DXとはなにか・DX人材育成のメリット
東京都が実施している【DXリスキリング助成金】などをご紹介いたします!
最後には、助成金が使える職業訓練の具体例もご紹介しますので
自社のDXを進めたいという経営者さまは、ぜひ参考になさってください!
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補助金のお話は細かいし、難しくてわかりづらい用語も多いですよね!
そこで私が簡単な補足などをいれていきますね。
DXとはなにか
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DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略で
直訳すると「デジタル変革」という意味になります。
デジタル化と混同されやすいですが
単なる「業務のデジタル化」(紙をPDF化するなど)という意味ではありません。
企業の活動をデジタル化することで
お客様や社会に新しい価値やサービスを提供することです。
・【各自動車メーカー】自動運転技術
・【メルカリ】個人間での売買システム
・【ファミリーマート】無人決済システムの導入 など
DXのメリット
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DXのメリットはたくさんありますが、今回は4つご紹介します!
・業務の生産性向上・コスト削減
・新たなサービスの開発
・環境の変化に対応しやすい
業務の生産性向上・コスト削減
DXの導入に伴い業務を見直すことで作業効率が上がります。
また、業務の自動化して無駄な作業の削減をすることで生産性が向上します!
新たなサービスの開発
先程お伝えした通り、DXとは単なるデジタル化ではありません。
新たなサービスやビジネスモデルの構築・開発も目的の一つになっています。
データを解析・活用することで、顧客のニーズの変化をとらえて
売上につながる新たなサービスの開発につながるかもしれません。
環境の変化に対応しやすい
ITツールを活用することでテレワークができるようになり
自然災害など不測の事態でも事業を続けることが可能になります。
DXの課題
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このように、多くのメリットがあるDXですが
実現するために最重要課題といえるのが、DX人材の獲得です。
2022年の情報通信白書によると、DXの課題として
日本企業の7割が「人材不足」を挙げています。
また、DX人材は多くの企業で不足しているため
社外から雇うのはとても難しいです。
つまり、自社内で育成することが必要になってくるということです。
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DX人材育成のメリット
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自社内での「DX人材」を育成することで、次の3つのメリットが考えられます。
・全社の意識改革につながる
・自社ビジネスに最適なシステムをつくることができる
・ノウハウを社内に蓄積できる
全社の意識改革につながる
DXは一部の部署内で完結するものではなく
会社全体として取り組む必要があるものです。
また、DXにより、ビジネスや組織全体、業務プロセスまでもが
大きく変わることもありえます。
ここまで大々的な変化を起こすには、社員全員が
「デジタルを理解してDXを推進しよう!」という考えを同じようにもち
行動することがとても大切です。
自社ビジネスに最適なシステムをつくることができる
DXを活用して業務を改善したり、新事業を開発したりするには
今使っているシステムをよく知っていて、同時にその問題点も知っている
自社の社員が企画・立案から開発にかかわることが重要です。
自社をよく知る社員がかかわることで、現場の状況にあわせた
革新的なシステムを開発する、現在の事業との相乗効果を生み出すような
新規事業をつくり出すなどの取り組みができるようになるからです。
ノウハウを社内に蓄積できる
DXは、今後も変化し、進化していくものです。
1回限りのプロジェクトではありません。
DXプロジェクトを社外の人だけのチームにすると
ひとつのプロジェクトが終わった後に
ノウハウやスキルが社内に残らないという問題が起こります。
自社の社員が、DXの企画・開発・推進を
全て行うことができるようになれば、次のDX推進のプロジェクトも
スムーズに進めることができるようになります。
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DXリスキリング助成金
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DXリスキング助成金とは、東京都が中小企業のDXを推進するため
都内中小企業が従業員に対して、民間教育機関が提供する
DX職業訓練に従業員を派遣、もしくはe-ラーニングを利用した際の
経費を助成するものです。
助成対象
・東京都内に本社または主たる事業所がある中小企業
・訓練に要する経費が、受講者負担でなく会社負担であること
・助成を受ける訓練が、他の国・地方公共団体の助成を受けていないこと
・訓練時間の8割以上を出席した者
助成対象経費
・受講料 ※消費税は対象外。税抜価格が助成対象経費
・教育機関等が提供する価格を公表していて
1講座あたりの対象期間、受講料が定められているもの(単講座)
・教科書代、教材費
・eラーニング実施に係るID 登録料、管理料
助成額・限度額
助成額:助成対象経費の3分の2以内
限度額:64万円
※1事業者1回のみ
申請期間
12月19日(月)まで
※申請は、郵送のみで受け付け
DXリスキング助成金が使える職業訓練
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最後に、実際にDXリスキング助成金が使える職業訓練をご紹介します!
インターネットアカデミー DX推進初級コース
ビジネスで常識となりつつある
さまざまなIT用語を学ぶのはもちろん
「DXとは何か」といった前提の理解から
DX化を進めるためのフェーズ、日本だけでなく海外企業も含めた
推進状況や事例を学ぶため、自社のDX化について
イメージが持てるようになります。
対象者
・DX推進にむけて基本的なIT知識から身につけたい方
・パソコンの利用やIT用語に不慣れな方
研修の目的
・DX化を推進したいが、社員のITスキルが不足しているため
まずは自社のITリテラシーを高めたい
・社員にITへの苦手意識がありDX推進が進まないため
まずは基本的なITリテラシーを身につけたい
学習時間
24時間
受講料
1名の場合
¥924,000⇒助成金利用時:¥308,000
インターネットアカデミー DX推進 中級コース
基本的なIT用語とその仕組み、DXの取り組みのフェーズ
様々な業種におけるDX成功事例など、自社のDX推進を成功させるために
欠かせない様々な知識を身につけます。
自社のDX戦略を描く方、自部署のDX推進の担当者の方
ITシステムの選定やITベンダーとの打ち合わせに携わる方にはお勧めの研修です。
対象者
・DX推進にむけて基本的なIT知識から身につけたい方
・ITベンダーと打ち合わせをする方
・自社のDX戦略やシステムの設計などの業務に携わる方
研修の目的
・DX化を推進したいが、社員のITスキルが不足しているため
まずは自社のITリテラシーを高めたい
・システム会社などのベンダーへの指示出しがうまくいかないため
マネジメント手法を身につけたい
・自社のDX化を推進するにあたり、システム開発のワークフローを
理解したうえで取り組みたい
学習時間
30時間
受講料
1名の場合
¥1,155,0000⇒助成金利用時:¥515,000
まとめ
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今回は、「DX人材」育成のための助成金についてご紹介しました!
DXは今後ますます進化し、重要になってくる分野です。
今後も自社の競争力を維持するための
【DXリスキリング助成金】を活用して
自社の「DX人材」の育成に取り組んでいきましょう!