ホームページ制作、広告、店舗改修、新商品開発など幅広い目的で活用できる
人気の補助金、【小規模事業者持続化補助金】
この補助金は、「一般型」と「低感染リスク型ビジネス枠」の2種類があり
それぞれ内容や締切日などが異なるため、検討している方は注意が必要です。
そこで、今回は
【小規模事業者持続化補助金
「一般型」と「低感染リスク型ビジネス枠」の違いと現在の採択率について】
説明していきます!
・小規模事業者特化補助金について詳しく知りたい
・申請を検討している
という経営者の方は特に参考になるかと思いますので、
ぜひ最後までご覧ください。
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補助金のお話は細かいし難しくて、わかりづらい用語も多いですよね!
そこで私が簡単な補足などをいれていきますね。
小規模事業者持続化補助金とは
持続化補助金は、小規模事業者を対象に販路開拓や生産性向上の取り組みに
かかる経費の一部を支援する制度です。
この制度は、商工会、商工会議所のサポートを受けながら
経営計画書、補助事業計画書を作成し、
審査を経て採択が決定された後、補助を受けることができます。
現在、『一般型』と『低感染リスク型ビジネス枠』の2種類
あり、低感染リスク型ビジネス枠は一般型に比べ手厚い補助を
受けることができるようになっています。
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当てはまるかは下の表で確認してみてください!
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小規模事業者持続化補助金「一般型」とは
小規模事業者持続化補助金「一般型」は、
小規模事業者の販路拡大・業務効率化など、生産性向上の取り組みを支援する制度です。
小規模事業者の取り組みにかかる費用の一部を国が補助して、
事業者の生産性向上を図ることを目的にしています。
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小規模事業者持続化補助金 「一般型」
公式ホームページはこちらから
小規模事業者持続化補助金「低感染リスク型ビジネス枠」とは
小規模事業者持続化補助金「低感染リスク型ビジネス枠」とは
コロナウイルス感染防止と事業継続を両立させるための対人接触機会の減少に
資する前向きな投資を行い、ポストコロナを踏まえた新たなビジネスやサービス、
生産プロセスの導入等の取組を支援するため、それに要する経費の一部を補助するものです。
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このように、コロナウイルス感染防止の観点から、人との直接的な接触を減らし
ながら、事業を継続できるような取り組みが対象になります!
小規模事業者持続化補助金 「低感染リスク型ビジネス枠」
公式ホームページはこちらから
小規模事業者持続化補助金「一般型」と「低感染リスク型ビジネス枠」の違い
次に、「一般型」と「低感染リスク型ビジネス枠」の違いについて
詳しくみていきましょう!
対象事業
【一般型】
販路開拓や生産性向上の取り組みが対象。
例:チラシ作成、ウェブサイト作成、商談会への参加、店舗改装など
【低感染リスク型ビジネス枠】
コロナウイルス感染拡大防止のための対人接触機会の減少と事業継続を両立させる、
新たなビジネスやサービス、生産プロセスの導入等が対象。
例:対人接触機会の減少を目的としたテイクアウト・デリバリーサービス導入など
上限額・補助率
【一般型】
補助上限:50万円
補助率:2/3
【低感染リスク型ビジネス枠】
補助上限:100万円
補助率:3/4
申請方法
【一般型】
Jグランツまたは郵送
【低感染リスク型ビジネス枠】
Jグランツのみ
※Jグランツとは経済産業省が運営する、国や自治体の補助金を電子申請できるシステムです
商工会・商工会議所による経営計画等の事前確認
【一般型】
必須
【低感染リスク型ビジネス枠】
任意
対象経費
【一般型】
交付決定後に発生した経費のみが補助対象
【低感染リスク型ビジネス枠】
2021年1月8日以降に発生した経費が補助対象となり得る
感染防止対策費
まず、感染防止対策費とは、業種別ガイドライン等に基づく、
感染防止対策にかかる費用のことです。
例
・消毒、マスク、清掃
・換気設備
・飛沫防止対策(アクリル板・透明ビニールシート等)
・その他衛生管理(クリーニング、使い捨てアメニティ用品、体温計・サーモカメラ・キーレスシステム等)
【一般型】
対象にならない
【低感染リスク型ビジネス枠】
対象になる
原則、補助金総額の1/4(最大25万円)を感染防止対策費に充てることができます。
また、低感染リスク型ビジネス枠では、
2021年1月以降に発令された緊急事態措置が実施された月のうち、
いずれかの月の月間事業収入が2019年または2020年の同月と比較して
30%以上減少している場合、特別措置の対象となります!
◆特別措置とは
(1)補助金総額に占める感染防止対策費の上限を1/4(最大25万円)から、1/2(最大50万円)へ引上げ
(2)審査時における加点措置を講ずることにより優先採択されやすくなる
以上が「一般型」と「低感染リスク型ビジネス枠」の違いです!
一般型はチラシ作成、ウェブサイト作成、商談会への参加、店舗改装などが補助対象
となり、低感染リスク型ビジネス枠よりも対象事業が幅広いです。
しかし、ポストコロナを踏まえた新たなビジネスやサービス、生産プロセスのための
機械装置の導入等にかかる経費と感染防止対策への投資に対しては対象外になるため
コロナ禍に対応した感染リスクの低下のための取り組みや、感染防止対策を
検討している場合は、補助の手厚い低感染リスク型ビジネス枠の活用がおすすめです!
小規模事業者持続化補助金 採択率と採択例
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採択率
令和3年3月31日に公募開始し、5月12日に締め切られた、第1回締め切り。
小規模事業者持続化 補助金低感染リスク型ビジネス枠の採択率は
44.9%でした!
申請数:7,827件
採択事業者:3,512件
小規模事業者持続化補助金としては、やや厳しい採択率だったといえます。
小規模事業者持続化「一般型」の採択率は
第一回 採択率90.8%
申請数:8,044件 採択数:7,308件
第二回 採択率65.1%
申請数:15,194件 採択数:12,478件
第三回 採択率51.6%
申請数:13,642件 採択数:7,040件
第四回 採択率44.2%
申請者数:16,124件 採択数:7,128件
当然ではありますが、申請者が増加するにつれ採択率は下がっていて
第四回は感染リスク型ビジネス枠とほぼ同じ採択率となっています。
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「低感染リスク型ビジネス枠」採択例
◆ソーセージの自動販売機導入
◆貸切BBQハウス増築工事(3密防止)
◆Zoomイベント付き新サービス「麺の定期便」の開発と販路開拓
◆オンライン問診からの低感染リスク非接触ダイエット事業展開
◆個室化とキャッシュレスレジの導入により接触機会の低減
◆低感染リスク型「セルフエステ」「 メンズセルフ脱毛」の提供
◆ドローン導入による現場調査
◆確認作業の省人化とオンライン化
◆菓子店のネット販売による全国展開への挑戦
◆教育機関向け「芸術鑑賞&ワークショップ」パッケージの遠隔提供
◆ボクシングジムの予約システムとマシン導入による対人接触の減少
◆建築家と造るオンライン家づくり事業
◆飲食店からラーメンスープ製造業への転換
など
「一般型」 採択例
◆食シートを使って印刷できるフードプリンターを購入。
他店との差別化を行うとともに新規顧客の獲得により業績向上を図った。
オリジナルクッキーで地域のPRにも貢献。
◆改装とホームページ・メニューのリニューアルを同時に行い売上増
◆飲食店のケータリング事業への挑戦
など
申請の手順と流れ
次に申請について簡単に説明します!
必要書類
必要書類は下記の5点です。
◆小規模事業者持続化補助金に係る申請書
◆経営計画書
◆補助事業計画書
◆事業支援計画書
◆小規模事業者持続化補助金交付申請書
必要書類を揃えたら商工会議所に行く
書類が揃ったら、地域の商工会議所で、補助事業者の要件を満たしているかなど
確認を受け、書類(経営計画書・補助事業計画書)を提出します。
予約制などの場合もありますので、
詳細を地域の商工会議所ホームページで確認してください。
郵送するか電子申請を行う
郵送の場合、持続化は締め切りが【最終日当日消印有効】という場合が多いです。
電子申請する場合は、『Jグランツ』という補助金申請システムを利用します。
提出書類をあらかじめPDF化しておくとスムーズに手続きを行うことができます!
申請手続きは、本店登記の事業所が全国商工会連合会か商工会議所かで
流れや書類などが少し変わるので、まずはどちらの管轄かを確認する必要があります。
まとめ
今回は、
【小規模事業者持続化補助金
「一般型」と「低感染リスク型ビジネス枠」の違いと現在の採択率について】
説明しました!
どちらもぜひ活用していただきたい補助金ですが
特に、低感染リスク型ビジネス枠は手厚い補助内容になっているので
感染予防対策を検討していたという方はぜひ申請してみてください!
採択される確率を上げるために重要なのは
取り組み内容と経営計画書などの書類の書き方と、早めに申請することです!
申請する際は計画的に進めましょう!
![コンシェルジュゆきちゃん](https://sakura-tt.net/wp-content/uploads/2021/04/avatar1.png)
書類は難しそうだし苦手という方も多いかと思います。
そんな方は諦める前にぜひ一度ご相談ください!
最後までお読みいただきありがとうございました!