持続化補助金とはご存知でしょうか?
ホームページ制作、Web広告、動画作成に使える最大200万円の持続化給付金があり
しかも、経営者以外の従業員が0人でも使用できるのです!
第8回の申請受付は3月29日から開始されました!
補助金のお話は細かいし、難しくてわかりづらい用語も多いですよね!
そこで私が簡単な補足などをいれていきますね。
補足
まず持続化給付金とは?という方は
わかりやすいガイドブックがありますので
そちらをご覧ください。
このガイドブックも引用しながら、さらにわかりやすくご説明します。
概要
第8回の申請受付が3月29日から開始しました。
持続化補助金とは
小規模事業者持続化補助金(=持続化補助金)は、小規模事業者が自社の経営を見直し、
自らが持続的な経営に向けた経営計画を作成した上で行う販売開拓などの取り組みや
業務効率化・生産性向上の取り組みを支援するため、
それに必要な経費を一部補助してうれる制度です。
対象者
出典:R1補正・R3補正小規模事業者持続化補助金〈一般型〉ガイドブック
注意書きにある公募要領「2.補助対象者」こちらの6ページ目に書いてあります。
また、以下の全ての要件を満たす方が補助対象者になり得ます◎
① 資本金又は出資金が5億円以上の法人に直接又は間接に100%株式保有されて
いないこと(法人のみ)
② 直近過去3年分の各年又は各事業年度の課税所得の年平均額が15億円を超え
ていないこと
③ 本補助金の受付締切日の前10か月以内に、持続化補助金(一般型、低感染リス
ク型ビジネス枠)で採択していないこと(詳細は下の表を参照)
出典:R1補正・R3補正小規模事業者持続化補助金〈一般型〉ガイドブック
第7回締切で申請した場合は、第8回・9回が申請できないのはひとつ前の第6回と同じです。しかし、第10回・第11回は現時点では未定です。
対象となる経費
出典:R1補正・R3補正小規模事業者持続化補助金〈一般型〉ガイドブック
※ウェブサイト関連費は、補助金交付申請額の1/4を上限とします。
またウェブサイト関連費のみによる申請はできません。
※設備処分費は、補助対象経費総額の1/2を上限とします。
補助率・上限額
出典:R1補正・R3補正小規模事業者持続化補助金〈一般型〉ガイドブック
■ 販売経路開拓に必要な経費の一部を補助します。
■ 通常枠、特別枠のいずれか1つの枠のみ申請可能です。
※表の1番下追加申請要件は「P5~6を確認ください。」
という部分を抜粋しまとめたのが以下です。
特別枠(新設)一覧
出典:R1補正・R3補正小規模事業者持続化補助金〈一般型〉ガイドブック
賃金引上げ枠
賃金引上げの取り組みに対して、補助上限額200万円に引き上げ
赤字事業者については、補助率を3/4に引き上げるとともに加点による優先採択
<申請要件>
補助事業の終了時点において、事業場内最低賃金が地域別最低賃金より+30円以上
であること。
なお、すでに事業場内最低賃金が地域別最低賃金より+30円以上を達成している場合
は、現在支給している(※1)、事業場内最低賃金よりさらに+30円以上とする必要があります。
※1:申請時点において直近1か月で支給している賃金のことをいいます。
◆赤字事業者
「賃金引上げ枠」に取り組む事業者のうち、直近1期または直近1年間の課税所得金額
がゼロである事業者。 ※課税所得金額については以下のことを指します。
<法人の場合>
直近1期分の法人税申告書の別表一・別表四の「所得金額又は欠損金額」欄の金額。
<個人事業主の場合>
直近1年間の「所得税および復興特別所得税」の「確定申告書」第一表の「課税される所
得金額」欄の金額。
卒業枠
雇用の増加による事業規模拡大の取り組みに対して補助上限額200万円に引き上げ
<申請要件>
補助事業の終了時点において、常時使用する従業員の数(※1)を増やし、小規模事業者
の従業員数を超えて規模を拡大すること。
※1:常時使用する従業員の考え方は、別紙「参考資料」を参照ください。
後継者支援枠
後継ぎ候補者が実施する新たな取組みに対して補助上限額200万円に引き上げ
<申請要件>
申請時において、「アトツギ甲子園(※)」のファイナリストになった事業者であること。
※アトツギ甲子園ホームページ(https://atotsugi-koshien.go.jp/)
創業枠
特定創業支援等事業による支援を受け創業した小規模事業者に対して補助上限額
200万円に引き上げ
<申請要件>
産業競争力強化法に基づく「認定市区町村」または「認定市区町村」と連携した「認定連
携創業支援等事業者」が実施した「特定創業支援等事業」による支援を公募締切時から
起算して過去3か年の間に受け開業した事業者であること。
インボイス枠
免税事業者からインボイス発行事業者に転換する小規模事業者に対して補助上限額
100万円に引き上げ
<申請要件>
2021年9月30日から2023年9月30日の属する課税期間で一度でも免税事業者で
あった又は免税事業者であることが見込まれる事業者のうち、インボイス(適格請求書)発
行事業者の登録が確認できた事業者であること。
※インボイス制度については国税庁特設サイトを参照ください。
※インボイス対応を見据えたデジタル化に関する補助は、IT導入補助金をご活用ください。
申請締め切り(第8回)
第8回 受付申請締め切り
申請受付締切日 | 2022年6月3日(金) |
事業支援計画書交付の受付締切 | 2022年5月27日(金) |
事業実施期間 | 交付決定日から2023年2月28日(火) |
実績報告書提出期限 | 2023年3月10日(金) |
申請の流れ・方法
申請に必要な書類一覧などは、ガイドブックの7ページ目からまとめられています。
申請の流れ
電子申請(gBizID)が便利です!
■ 電子申請または郵送により提出になります(持参は不可)
まだgBizIDを取得していない方は以下をお試しください。
この「gBizID」とは、1つのアカウントで複数の行政サービスを利用できる、法人・個人事業主向けの認証システムです。
詳しくはこちらgBizIDホームページをご覧ください。
申請に必要なgBizIDを取得する
IT導入補助金の申請は全てオンラインで行う必要があります。そこで、申請の手続きを行うためには行政サービスに利用可能な「gBizIDプライムアカウント」の利用が必須です。
このID一つでIT導入補助金の申請だけでなく様々な行政サービスにログインできるようになるため、申請予定の有無に関わらず取得することをおすすめします。
gBizIDプライムアカウントID発行までは2~3週間ほどかかるため、早めのアカウントの取得をお勧めします。
【必要書類】
法人の場合:印鑑証明書(法務局発行のもの)
個人事業主の場合:印鑑登録証明書(市区町村発行のもの)
※「さっそくgBizIDをつくる」にお進みください
問い合わせ先(送付先)
■ 商工会・商工会議所地区ごとに申請先が異なるため、ご注意ください。
商工会地区
受付時間:9:00~12:00、13:00~17:00(土日祝日、年末年始除く)
事務局HP:https://www.shokokai.or.jp/jizokuka_r1h/
商工会議所地区
電話番号:03-6632-1502(商工会議所地区 補助金事務局)
受付時間:9:00~12:00、13:00~17:00(土日祝日、年末年始除く)
事務局HP:https://r3.jizokukahojokin.info/
申請受付スケジュール(今後の予定)
最後に、持続化給付金の今後の申請受付スケジュールの予定になります。
出典:R1補正・R3補正小規模事業者持続化補助金〈一般型〉ガイドブック
まとめ
今回は持続化補助金についてご説明しました。
ホームページ制作、Web広告、動画作成に使える最大200万円の持続化給付金でした。(新設されたインボス枠のみ、最大100万円補助)
経営者以外の従業員が0人でも使用できる補助金でした。
対象経費もかなり幅広いので、
今もし販売経路拡大のために投資しているものがあれば
一度対象かどうかだけでも確認してみてはいかがでしょうか?
<小規模 事業者持続化補助金とは…ひとことで言うと>
小規模事業者が自社の経営を見直し、持続的な経営に向けた経営計画を作成した上で行う販売開拓などの取り組みとなどを支援するため、
それに必要な経費を一部補助してくれる制度 です。
せっかく申請するなら助成金を受け取りたいですよね!
申請したいけど、申請の仕方がわからない…
書類の書き方が不安…
自分が該当しているのか自信がない…
少しでも不安がある方は、ぜひご相談ください!
最後までお読みいただきありがとうございました!