経営者お役立ち情報

【資金調達】補助金のつなぎ融資5選。事業再構築補助金など大型補助金に活用!

 

補助金は原則後払いのため、

すぐに振り込まれるわけではありません。

 

そのため、一時的に費用を負担しなければならず

中には負担ができないから補助金申請できない

などお悩みの経営者さまもいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、『つなぎ融資5選』をご紹介致します。

 

一時的な資金繰りの心配で、補助金を諦められた経営者さまも

ご参考になさってください。

コンシェルジュゆきちゃん
コンシェルジュゆきちゃん
お読みいただきありがとうございます。
補助金のお話は細かいし、難しくてわかりづらい用語も多いですよね!
そこで私が簡単な補足などをいれていきますね。

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Instagramでは、より気軽に補助金・助成金

情報を見ることができます!ぜひお役立てください。

下の画像をクリック!

 

つなぎ融資とは

つなぎ融資とは補助金が採択されてから

補助金が実際に交付されるまでの間、一時的に受ける融資のことです!

 

社長
社長
補助金でお金がもらえるのに融資を受けるの?
冒頭でもお伝えした通り、補助金は後払いのため
補助金とは別の方法で一時的に調達する必要があります。
そんな補助金までの”つなぎ”で受ける融資が「つなぎ融資」です。
コンシェルジュゆきちゃん
コンシェルジュゆきちゃん

 

例えば…

補助金額2,000万円(補助率2/3)の補助金を受ける場合
先に3,000万円を使わなければ補助金を受け取ることができません。

 

 

 

補助金の流れ

 

補助金の申請から交付までの流れを理解しておきましょう!

①補助金を申請

②補助金が採択される

③補助事業を実施

④実施結果を報告

④補助金の交付

 

補助金を申請

 

必要書類などを用意して、希望の補助金を申請します。

それぞれの補助金ごとに要件や必要書類が異なりますので

よく確認してから申請するようにしましょう。

 

また、最近では電子での申請が多くなっています。

電子申請には「GビズID」が必要となることが多いため、

必要であればあらかじめ取得しておくのがおすすめです!

GビズID 登録はこちら

 

補助金が採択される

補助金の公募期間が終了すると申請された中から

採択される補助金が決定されます。

 

補助事業を実施

補助金が採択されたら、まずは申請をした補助事業を実施。

※この時点では、補助金は支給されていないので、
事業の実施に必要となる資金は調達しなければなりません。

 

実施結果を報告

実施結果を補助金事務局などへ報告。

領収書など添付資料が求められることがあるため、

報告に必要な書類は紛失しないように

しっかり管理しておきましょう。

 

補助金の交付

実施報告に問題がないと判断されれば、補助金が交付されます。

つなぎ融資を受けていた場合には、

受け取った補助金で期限までにきちんと返済しましょう。

 

 

 

つなぎ融資5選

次に、つなぎ融資を受けたい場合の主な選択肢になる

つなぎ融資5選をご紹介します!

・補助金申請金融機関

・メインバンク

・信用金庫

・日本政策金融公庫

・POファイナンスサービス

一つずつ見ていきましょう。

 

補助金申請金融機関

つなぎ融資で最も多いのは、

補助金の申請に関わってくれた金融機関へ相談するケースです。

大型の補助金は多くの場合「認定経営革新等支援機関」と事業計画の策定

事業計画の認証を受けることなどを求めています。

そのため、助金の申請段階で金融機関が関わっている場合、

その金融機関につなぎ融資について相談するのがスムーズです!

認定経営革新等支援機関とは、中小企業支援に関する専門的知識や実務経験が一定レベル以上であると国の認定を受けた支援機関です。税理士や中小企業診断士、公認会計士なども多く登録していますが、多くが金融機関です。

 

メインバンク

メインバンクがある場合は、

メインバンクにつなぎ融資の相談をすることも選択肢の一つです。

メインバンクに相談する場合には、

補助金の申請をする前に相談しておきましょう!

 

信用金庫

メインバンクではなくても、信用金庫など補助金のつなぎ融資に

積極的な金融機関もあるので相談してみるのもおすすめです!

 

例えば…

多摩信用金庫:公的補助金つなぎ融資

お使いみち 補助金等を受ける事業に要する運転資金、設備資金
ご融資金額 採択を受けた補助金等交付決定金額、または委託を受けた委託費決定金額以内
ご融資期間 補助金等交付決定通知より補助金等を受領するまでの期間(ただし、2年を限度とする)
ご融資利率 当金庫所定の金利(固定金利)
ご返済方法 期日一括返済
保証人

「経営者保証に関するガイドライン」に基づいた対応

担保 原則として不要

公的補助金つなぎ融資 商品概要説明

 

日本政策金融公庫

日本政策金融公庫は政府系の金融機関です。

日本政策金融公庫は低金利で比較的融資を受けやすく

その後の公庫での融資や一般の金融機関からの融資も

受けやすくなります。

 

POファイナンスサービス

POファイナンスサービスは、交付が決定した補助金を電子記録債権化し、

担保として金融機関につなぎ融資を依頼できるサービスです。

 

ものづくり補助金・事業再構築補助金を

はじめとする複数の補助金でこのPOファイナンスの活用が可能です。

 

POファイナンスサービスについて(Tranzax株式会社)

 

 

 

つなぎ融資を受けるときの注意点

つなぎ融資を申し込む際の注意点をご紹介します。

赤字決算や未納・滞納等がある場合は難しい

経営が赤字だと融資を受けられない可能性があります。

また、税金の未納・滞納や、借入金の返済遅延がある場合も、

審査が通らないことがあるので注意が必要です。

しかし、返済能力が認められれば審査に通過できる

可能性はあります!

 

確約がない状態のつなぎ融資は難しい

確実に返済が見込めるないと融資が通らないこともあります。

将来的に黒字に転じる見込みがあれば、

比較的つなぎ融資は受けやすくなります。

 

銀行のつなぎ融資は審査に時間がかかる

日本政策金融公庫を含めて、その他銀行の融資は

審査に時間がかかる可能性もあります。

余裕を持って申し込みましょう。

 

使用使途・金額・返済資源を明確に

・何のためにつなぎ融資が必要なのか

・いくら必要なのか

を明確にしましょう。

目的や金額がはっきりしていないと必要ない融資と

判断されてしまう可能性もあります。

 

書類の準備が必要

つなぎ融資を受ける際も、試算表などの書類が必要になります。

確認をしてあらかじめ準備しておきましょう。

 

 

 

融資を受ける際に必要な書類

金融機関で融資を受けるときは以下のような書類が必要になります。
※どの融資をう受けるかによって異なるので必ず確認しましょう。

 

融資を受けるときに必要な書類例

法人 個人事業主
  • 本人確認書
  • 借入申込書
  • 登記簿謄本
  • 決算書2期分(損益計算書・貸借対象場など)
  • 企業概要書
  • 事業計画書
  • 資金繰り表
  • 資金使途証明書類(見積書など)
  • 納税証明書
  • 印鑑証明
  • 本人確認書
  • 借入申込書
  • 確定申告書2期分
  • 企業概要書
  • 事業計画書
  • 資金繰り表
  • 資金使途証明書類(見積書など)
  • 納税証明書
  • 印鑑証明

 

事業再構築補助金を申請する場合、

「決算書」「資金繰り表」など融資の申し込みに必要な書類と

事業再構築補助金の申請書類が一部重複しているので

事業再構築補助金の必要書類を準備するのにあわせて、

融資の必要書類も準備するとスムーズになります!

 

 

 

まとめ

今回は、『つなぎ融資』についてご紹介しました。

 

特に、事業再構築補助金など大型補助金では

事前に負担する費用も大きくなります。

 

今まで、補助金を受け取るまでの資金繰りが不安で

補助金を申請できなかった。

という経営者さまは諦める前に一度金融機関などに相談してみてください!

 

コンシェルジュゆきちゃん
コンシェルジュゆきちゃん

・どこでつなぎ融資を受けたらいいかわからない

・必要書類の準備が面倒

・融資を受けたあとの補助金の申請が心配

など補助金について不安なことがあれば、

まずはお気軽にご相談ください。

わかりやすくご説明致します!

 

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