【最大1000万円】アフターコロナのインバウンド促進に！名産品開発や観光地域つくりに使える補助金

コロナウイルスの流行により、これまで観光業界は大きなダメージを受けてきましたが、

制限が段々と緩和され、日本への外国人旅行者は増えています。

 

インバウンド需要が高まっている今こそ、遅れをとらないように

旅行者に向けた観光地の整備や名産品の開発

情報の発信をすることで集客を図りましょう。

 

しかし、経営者様の中には

などの多くの悩みを抱えている方もいると思います。

この記事では、インバウンドの現状や集客方法、使える国の補助金について

解説するので、ぜひ参考にしてください。

アフターコロナのインバウンドの現状

コロナにより観光客は大幅に減少していましたが、入国制限の緩和により

国際線の本数は一気に約4割増加

 

それに伴い観光客数も急速に増えており

2023年度末には外国人観光客数が2000万人を超える見通しです。

 

また、観光庁の調査によると、2022年の旅行消費額の多い国は

韓国、中国、アメリカ次いで香港、台湾とアジア圏内からの旅行者が多く

円安が続いており、旅行費用が抑えられる傾向にあることも

理由の一つと考えられます。

 

もともと日本は、安全で文化財や観光地も多く、

インフラも整備されていることから安心して観光を楽しめる国として人気があり、

コロナ後も変わらぬ日本旅行の需要を得られそうです。

 

 

外国人観光客が日本に求めるもの

観光庁の調査によると、日本への旅行で多くの人が楽しみにしているのは

「日本食を食べること」や「自然・文化財への観光」となっています。

 

実際に旅行した際も、日本食を食べている人の割合が高くなっており、日本食の人気は顕著

 

また、欧米諸国などでは宿泊費にかける費用が高い傾向にあり、

充実した時間を過ごせる高級宿や日本を感じられる旅館に需要がありそうです。

 

さらに、アジア圏内からの旅行者は訪日回数が多い人もおり、

東京や大阪といった定番の観光地から、札幌や富士山周辺といった

自然体験ができる地方都市への人気も高まりつつあります。

 

また、インバウンドの調査によると

カップルや友人、1人での旅行をする人が多かったのに比べ

コロナ後は家族での旅行を望んでいる人が多くなっています。

 

 

旅行客集客のために必要なこと

海外に向けた情報発信の方法や、文化の違う外国人に向けて

どのようなアプローチをすれば良いのかわからない人も多いでしょう。

 

そこで、具体的な集客方法や集客のために必要な準備について紹介します。

 

調査を実施し、戦略を立てる

日本に来る旅行客は、様々な国から訪れており、それぞれ文化や価値観が違うため

旅行に求めるものや興味のあるものが変わってきます。

 

一律に宣伝しても響く人は一部の人に限られてしまうため、

売れ行きの傾向や人気の商品について調査し、相手に合わせた宣伝が必要です。

マーケティング調査を実施し、相手の欲しい情報をわかりやすいツールを使って伝えることで、効果的に宣伝することができます。

 

また、SNSを利用すると情報を見た人が拡散してくれることで

多くの人の目にとまることができる上に、直接ニーズを聞くこともできるため

情報を発信しつつ、調査もできます。

 

情報発信

SNSへの関心が高まっていたときに、コロナが流行したことでSNSや

動画アプリを利用する人は世界中で増加しました。

 

その結果、情報を得るコンテンツとして、多くの国でネット検索よりも

SNSで情報収集することが当たり前の世の中に変わってきています。

 

SNSや動画アプリは実際の写真を多く見ることができたり、

映し方により興味を引くことができる上に、

相手とやりとりもできる大変便利なツールです。

 

そのため、SNSをいかにうまく利用するかにより

商品や観光地などの魅力をどれだけ伝えられるかに関わってきます。

 

また、国によって人気のコンテンツにも差があるため

効果的なツールを選び、利用すると良いでしょう。

 

利用環境の整備

海外では日本以上にキャッシュレス化が進んでいるため、

現金のみの対応では困る場面が出てくるかもしれません。

 

多くのお金を旅行で使用する予定で準備している旅行客は、

持ち歩くのが大変なため、クレジットカード払いを考えている人は多いと思います。

機械の導入には時間がかかることもあるため、早めに準備しておくと安心です。

 

また、道や情報など様々な情報をネットで探すため

Wi-Fi環境も整えておくと旅行客は助かりますし

Wi-Fiを求めてお店などにも来てもらえるでしょう。

 

言語の対応

言葉が通じないと、マナーを守ってもらえなかったり、商品の魅力を伝えられないなど、

困る場面が多く出てきます。

 

旅行は文化の違う国の人が多く集まるため、

悪気なく相手に迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。

 

せっかくの旅行が台無しにならないよう、メニューや道案内、注意事項などの表記に

言語をいくつか表記したり、翻訳機や翻訳アプリを準備しておくと良いでしょう。

 

スムーズな対応ができると、相手も安心し、満足してもらえるため

リピートしてもらえたり、良い口コミで集客の可能性も上がります。

 

 

訪日外国人旅行者周遊促進事業費補助金

訪日外国人旅行者周遊促進事業費補助金とは、

国内外の旅行者が各地を旅行して回れるように環境を整えたり

情報を発信するなどした際に、助成される補助金です。

 

補助対象事業

①調査・戦略策定

②滞在コンテンツの充実

③受入環境整備

④旅行商品流通環境整備

⑤情報発信・プロモーション

詳細はこちら

 

対象経費

・体験型・滞在型コンテンツ等企画開発経費 

・ワークショップ開催経費

・共通食事クーポン・共通入湯券等の企画開発経費

・名産品の企画開発経費

・プロモーション画像・動画の作成経費　など

補助率

①定額：上限1,000万円

②～⑤定率：事業費の1/2

※継続事業については、2年目の補助率は2/5、3年目の補助率は1/3

 

 

まとめ

コロナが落ち着き、世界中で旅行への需要が高まっている今、

インバウンドの対策は自社の売上のためにも重要です。

 

早くから対応することで、商品や観光地の魅力を確実に伝えることができ

旅行客にも満足してもらえるおもてなしを提供できます。

 

コロナでの売上低下で資金不足に悩む方は、ぜひ補助金を利用し

自社の魅力を伝え、売上アップを狙いましょう。