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【観光業必見】インバウンドの安全対策!補助金を活用して翻訳システムやタッチ決済などを導入しよう

コロナの感染拡大により、世界中で入国制限が起き、旅行者が激減していましたが

水際対策が緩和され、日本への外国人旅行者も大きく増えました。

 

それに伴い、インバウンド需要は高まり、観光施設はさまざまな対応が求められています。

施設運営者の中には、

  • どのような準備をすればよいのかわからない
  • コロナで売上も減り、お金がない

などの悩みを抱えている方もいるでしょう。

 

この記事では、インバウンドの現状や課題使える補助金について紹介するので

インバウンド対策の参考にしてください。

コンシェルジュゆきちゃん
コンシェルジュゆきちゃん
お読みいただきありがとうございます。
補助金のお話は細かいし、難しくてわかりづらい用語も多いですよね!
そこで私が簡単な補足などをいれていきますね。

補助金コンシュルジュの公式Instagramもあります!Instagramでは、より気軽に補助金・助成金情報を見ることができます!ぜひお役立てください。

下の画像をクリック!

 

インバウンドの現状

水際対策の緩和により、インバウンドがV字回復している

日本の現状について詳しく解説します。

 

旅行者の増加

もともと治安が良く、歴史や自然に触れられる国として

海外から人気の旅行先であった日本ですが

コロナによる入国制限や接種証明書等の提示や細かい入国の決まり

手続きが面倒なこともあり、日本への旅行は敬遠されていました。

 

しかし、2022年10月に水際対策が緩和され、外国人旅行者は急増!

日本政府観光局の調査によると、2023年3月の訪日外国者数の推計値は181万人を超え

個人旅行再開以降で最高を更新しました。

 

これはコロナ前の2019年3月の65%まで回復しており、

夏に向けて定期便も増加することから、まだまだ旅行者数の増加が期待できるでしょう。

 

また、水際対策が緩和されて旅行しやすくなっただけでなく、記録的な円安が続き

旅費を抑えて日本へ旅行できることも旅行者増加に繋がっています。

 

コンシェルジュゆきちゃん
コンシェルジュゆきちゃん
四季や歴史、自然を楽しめる日本はリピーターも多く、まだまだインバウンドによる経済効果は期待できそうです。

 

旅行消費額の増加

観光庁によると、2023年1月〜3月の訪日外国人の旅行消費額は1兆146億円となり

コロナ前である2019年のインバウンド需要も超えて、

国が掲げている2023年のインバウンド消費5兆円も達成される勢いです。

 

さらに、外国人旅行者数が増加しただけでなく、

一人ひとりの消費額も増加したこともインバウンドによる

経済効果が大きくなった一因です。

 

コロナ後の費目別の消費額は宿泊費が最も多く、次に多い買い物代は以前より

消費額が減少しており、日本を感じられる旅館やサービスのある

宿泊施設にお金をかけて泊まる傾向がみられます。

社長
社長
日本はさらに人気の観光地になっているんだね!
その通りです!しかし、一方で課題もあります!次は課題を見ていきましょう!
コンシェルジュゆきちゃん
コンシェルジュゆきちゃん

 

 

インバウンドの課題

日本政策投資銀行の外国人に向けた調査によると、

旅行中に地震や大雨などの自然災害に見舞われた際の対応

不安を抱く声が多くありました。

 

大きな震災や大雨による被害のニュースは世界でも報道されており、

日本に旅行中にもしかすると自分が被災するかもしれないという不安が

外国人旅行者にあるようです。

 

また、コロナ後は感染症対策が実施されているかも注目されていて

安心して旅行できるかが課題となっています。

 

コンシェルジュゆきちゃん
コンシェルジュゆきちゃん
具体的にどのような課題があるのか解説していきます。

 

①感染症対策が難しい

日本で当たり前となっている感染症対策が、

外国人旅行者には理解してもらえないケースがあります。

アルコール消毒などの感染対策をお願いする際は、言葉が伝わるようにいくつかの言語を

表記したり、通訳できるスタッフの配置をしておきましょう。

 

また、お願いするだけでなく、パーテーションやサーモグラフィー

混雑状況の把握ができるなどの機器を用意

感染症対策がスムーズにできるようにすると良いです。

 

特にキャッシュレス決済は接触せずに支払いができ、感染症対策にもなる上に

キャッシュレス化が進んでいる国の旅行者にとっては助かるため

導入するとお互いにメリットがあります。

 

多言語に対応していない

感染症対策をしていても病気にかかることはあり、

外国人旅行者が体調不良を訴えた場合に、迅速な対応を取る必要があります。

 

しかし、多くの施設では対策がとられておらず、実際に旅行中に急病となり困ったケース

コロナが流行り、日本で感染した場合の対応に不安を抱いている外国人もいます。

 

その際、最も困るのは言葉が通じないことです。

 

どのような症状が出ているのか、持病があるのか

今から何をするのか聞いたり伝えなければならない内容は多く、

急病の際に言葉が理解できないと外国人も不安が大きくなります。

 

多言語を表記した案内表示や通訳機器を導入したり、

スタッフにも緊急時の対応を研修し、安心して旅行してもらいましょう。

 

非常時の対応不足

日本は地震大国であることは世界的にも有名であり、

これまでも大きな震災や大雨災害などに見舞われてきました。

 

自然災害はいつどこで起こるのかは予測が難しく、

外国人旅行者が被災する可能性も十分にあります。

 

被災した際の避難方法や情報収集、言葉がわからないなどの

不安を抱えている外国人もおり、安心できる環境づくりが課題です。

 

そのために、言語の対応だけでなく、非常用電源や避難スペースの確保

連絡や情報収集、通訳にも使えるスマホの電源供給を準備しておくと安心してもらえます。

 

社長
社長
とても大切なことだと分かってるけど、色々そろえるのにも費用が不安だな…
よくわかります!そこで活用できる補助金をご紹介しますね!
コンシェルジュゆきちゃん
コンシェルジュゆきちゃん

 

 

訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業(インバウンド安全・安心対策推進事業)

この事業は、外国人旅行者が安心して日本で旅行できるように

感染症対策や被災時の対応のために環境整備等を実施した観光施設などに対して、

経費の一部を補助する事業です。

公式ホームページ

補助対象事業者

  • 観光案内所・観光施設等を設置し、もしくは管理する者
  • 観光地における店舗・事業所等を運営する者
  • 病院・診療所等を設置し、または管理する者

 

補助対象経費

  • 観光施設等における感染症対策機器等の整備
  • 災害時の観光施設等における避難所機能の強化
  • 災害時・急病時の観光施設等における多言語対応機能の強化
  • 訪日外国人患者受入機能の強化

 

補助率

補助対象経費の1/2以内

 

応募受付期間

令和5年9月29日(金) 17時必着

 

 

まとめ

水際対策の緩和によるインバウンドの回復はコロナで低迷していた観光業界にとって

盛り上げるための大きなチャンスです。

 

感染症対策や災害時の対策をしっかりとっている施設として、

アピールすることで安心して旅行してもらえるだけでなく、観光客の増加も見込めます。

 

コロナにより資金不足で困っている方は、ぜひ補助金を利用して

感染症対策や災害時対応に取り組んでください。

 

観光業界と旅行者のどちらにもメリットの大きい取り組みのため、

今こそ進めていきましょう。

コンシェルジュゆきちゃん
コンシェルジュゆきちゃん

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